管理人のべぎらまです。
今回は、百代の過客 日記にみる日本人、のご紹介です。
2019年2月24日、ドナルド・キーンさんが亡くなりました。
その代表作が、百代の過客 日記にみる日本人、なんだそうです。
96歳だったんですね~
管理人が子供の頃、もうすでに相当な年齢だったと思ったんですが。
残念ながらこういう格調高い書物を読むような趣味はないので、管理人は名前しか知りませんが、日本文化を海外に紹介したということで有名なんですね。
今回、ドナルド・キーンさんがお亡くなりになったことをきっかけに、日本文化をもう一度確認しよう、読み直してみようという人にはいい本なんだと思います。
ということで。
今回は、百代の過客 日記にみる日本人、を紹介したいと思います。
一刻も早く確認したい方はこちらからどうぞ。
百代の過客 日記にみる日本人の詳細情報
百代の過客 日記にみる日本人の詳細情報は以下の通り。
==ここから==
内容紹介
円仁、貫之、孝標女、定家、宗祇、芭蕉、そして名もなき旅の遊女がつづった日記――
数百年の時をこえて「永遠の旅人」の声が聞こえる
読売文学賞・日本文学大賞 受賞作
日本人にとって日記とはなにか。平安時代の『入唐求法巡礼行記』『土佐日記』から江戸時代の『野ざらし紀行』『笈の小文』『奥の細道』まで、八十編におよぶ日記文学作品の精緻な読解を通し、千年におよぶ日本人像を活写。日本文学の系譜が日記文学にあることを看破し、その独自性と豊かさを探究した、日本文化論・日本文学史研究に屹立する不朽の名著。
そもそも私が日記に心を向けたのは、(中略)今日私が知る日本人と、いささかでも似通った人間を、過去の著作の中に見いだす喜びのためだったのである。最もすぐれた日記は、その作者を最もよく表し、逆に最もつまらぬ日記は、先人の詩歌や日記から学んだ歌枕の伝統を、ただいたずらに繰り返すのみである。日本人はいにしえより今日に至るまで、読書によって知悉する風景を己自身の目で確かめ、所の名物を己も口にすることに、格別の喜びを抱いてきた。――<本書「終わりに」より>
※本書は、1984年に朝日新聞社より刊行された同名の書籍の上下巻を合本にしたものです。
内容(「BOOK」データベースより)
日本人にとって日記とはなにか。平安時代の『入唐求法巡礼行記』『土佐日記』から江戸時代の『野ざらし紀行』『笈の小文』『奥の細道』まで、八十編におよぶ日記文学作品の精緻な読解を通し、千年におよぶ日本人像を活写。日本文学の系譜が日記文学にあることを看破し、その独自性と豊かさを探究した、日本文化論・日本文学史研究に屹立する不朽の名著。読売文学賞・日本文学大賞受賞作。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
キーン,ドナルド
1922年、ニューヨーク市生まれ。コロンビア大学卒業。コロンビア大学名誉教授。『百代の過客―日記にみる日本人』で読売文学賞・日本文学大賞受賞
金関/寿夫
1918~1996。英文学者、翻訳家。同志社大学文学部英文科卒業。神戸大学教授、東京都立大学教授を歴任。東京都立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
==ここまで==
ということだそうです。
ドナルド・キーンさんは戦前から日本研究をしていて、戦争で翻訳の仕事をやっていたみたいですね。
その中で、捕虜の日本兵の日記の「ふるさとに帰りたい」という文章を見つけて葛藤する心が分かったんだとか。
こういうことが「日記」を研究する動機になったんでしょうね~
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百代の過客 日記にみる日本人 口コミ
この商品、現時点で口コミは7件で☆4.7でした。
読みたいと思って購入した人がつけている点数なので当然ながら高評価です。
日本人より日本人のことを理解している、という感じですかね。
まあ、これについては実際に読んでみないと分からないでしょう。
ページ数は640ページということで多いんですが、各日記の紹介になっているので、本を読み慣れていない人でも読みやすいみたいですね。
日本人を再認識するという意味で、読んでみるのも良いんじゃないでしょうか。
普通におもしろいと思いますし。
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管理人のまとめ
今回は、百代の過客 日記にみる日本人、の紹介でした。
管理人はこの本、読んだことはないですが、日本人を研究したユダヤ系アメリカ人が日本人の日記を読んでどう思ったのか、というのも気になるところです。
ドナルド・キーンさん、亡くなったばかりなので、ちょっと在庫がないかも知れませんね~
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